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「珠洲焼 篠原敬展 ~珠洲焼に花を・・・~」
 2016.10.21(金)~10.30(日)

 
作家在廊日 10/27~30 

須恵器の流れをひき、平安時代から室町時代にかけ、奥能登の地で栄えた珠洲古窯。
大陸から渡ってきた焼物文化は、各地で変化し、その地にあった焼物となり栄えました。
大陸からの焼締黒陶の文化は、珠洲に今も息づいています。
韓国の慶州国立博物館で観た4世紀頃の新羅・伽耶土器は、凛とした線の中に、ふわりとしたやわらかな膨らみのある焼締黒陶でした。
篠原の焼物のルーツがここにあると感じさせてくれるものであり、また新たに珠洲という地で一人の陶工の生き方をうつし、変化し続けていることを感じます。

今回の個展では、MOCCA[珠洲・花屋]の蟹紀之さんと共に篠原の花器に花を入れます。

特別な時と日々の花。
お花屋さんの色とりどりの花と野の花。
洋の花と和の花。
花の素材を生かし活ける人、
野にあるように入れる人。
篠原の器は、どちらも受け止めてくれると思います。

会期中、器もお花も入れ替えていく予定です。
命あるもの、どうぞ生の美しさをご覧いただけたらと願っています。


   
≪お知らせ≫
「一夜限りのビストロRyomon×篠原敬」[予約制]
 金沢・東山 ビストロRyomonの山田シェフが、コースでお料理を作ってくださいます。
 篠原の珠洲焼の他、舟あそびで扱う作家の器を使い、一夜限りのレストランをシェフと共につくります。

  11/1(火) 18:30~ お一人 6000円(税込)
  飲み物代込 場所:舟あそび(珠洲)

  *定員が残りわずかとなっております。
   参加ご希望の方はお手数ですがお電話でお問合せ下さいませ。
   (0768-82-3960 舟あそびまで)