2013年

倉敷ガラス 
  小谷眞三展」

         

2013.8.9(金)
8.18(日)
AM10:00~PM6:00

会期中無休
 


お問合せ
:0768-82-3960
昭和27年、直径5~100mmのクリスマスツリーのガラス玉を作る仕事があり、初めて吹きガラスの仕事を覚えた小谷さん。
特に需要が多かった、20~30mmのものを毎日2500~3000個吹き、通算16年間続けたそうです。時代は機会を導入し量産する時代へ。ちょうどその頃、メキシコのガラスコップを見せられ、初めてガラス玉以外のものを試みることに。

 技術、材料、道具が選べる現代とは違い、すべてゼロからのスタート。試行錯誤して窯、材料、道具、そして異国のものを前に頭をひねり、技術を駆使するが出来上がったコップは次々と割れたそうです。

 83歳になった今も、吹き続ける小谷さん。つくり手として、しのぎを削り、生ききっている人の仕事が見たい・・・突然の電話にも関わらず、小谷さんは応えてくださいました。

 ものを作る時に大切にされていることは、「健康で、無駄がなく、真面目で、いばらないもの」だそうです。
 今、この人に出会い、作り手の仕事をまっすぐに届けたいと心から思います。

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