突然世界が変わる様を見ていろんなことを考えました。
盤石に見えた世界の構造ですら思わず目を閉じたくなるほど危ういものであった、それならば僕達は何を自分の中心に据えて生きられるのか、というようなことです。
残念ながらその確たる答えはまだ見えていません。
しかし僕は多分死ぬまで何かを作るでしょうし、その何かには「美」というものが関わっているはずでありそれは自分の問題でありながら自分の中で完結するものでもないと思うのです。ほとんど奇跡のように思える「誰かに美を届ける」という大仕事これが僕の中心近くにある課題であるはずだ、それは間違いないことだと思っています。
金沢も珠洲も強く惹かれる土地です。そこにはまだ僕が知らない美の秘密が待っていてくれる、そんな気がしています。 矢野太昭
2020.8.28(金)~ 8.30(日)
【金沢】金沢市寺町3-9-37 舟見一郎宅
9.4(金)~9.13(日)
【珠洲】珠洲市若山町出田41-2 舟あそび
10:00~18:00
会期中無休・入場無料
※金沢の会場は、個人宅での開催となります。
お越しになられる際は、お手数ですがご連絡をお願い致します。
090-8090-7267 舟見
モザイクガラス、コアガラス、吹きガラスの三種の技法を合わせ、3本の線の結びつく技法と自らの頭文字のYをとり、Yglassと名付けた矢野さんのガラス。時空を超えた古代ガラスの美しさをもちます。蓋物、壁面作品、アクセサリーetc